どうやってメンバーを人選すればいい?|藤巻幸夫『チームリーダーの教科書』

チーム

みんなで穴を埋めていこう

こんにちは、一生と言います。

今回ご紹介する章は、

です。

はじめに

上司から、

新しい企画を君が中心で考えてくるように

と突然言われるとします。

Aくん
Aくん

企画なんて何も思い浮かばないよ!

Bさん
Bさん

いきなり中心って言われても何からすれば良いかわからない!

なんて事ありますよね。

そんなときに最初にやることの一つが、

チーム編成

です。

リーダーに任命された以上、周りのチームメンバーを見つける必要があります。

では、どうやってチームメンバーを人選すればいいでしょうか?

この章では、

リーダーのためのチーム編成

について書かれています。

Aくん
Aくん

誰でも良いから空いてる人を探そう

これも人選です。

でも、せっかくリーダーを任されたのですからできる限りいい人選をしてみましょう。

それではよろしくお願いします。

こんな人にオススメ!!

  • 初めてリーダーを任された人
  • リーダーになるための準備をしている人
  • 後輩を育てる立場の人
一生
一生

育てる側にも知っていて欲しいことです。


どんな能力が必要かを考えよう

まず、人選をする時には、

ゴールに対してどんな能力が必要かを考えること

です。

なぜなら、

どうしても必要な能力があるかもしれないから

です。

リーダーを任された時に、自分なりに大まかなゴールを決めるとします。

その時に、

Aくん
Aくん

パソコンのことだからパソコンに詳しい人がいいなぁ

Bさん
Bさん

昔の企画の改良だから、そのときの企画に入っていた人にいて欲しい

など、どんな能力があった方がいいかを考えてみましょう。

例えば

草野球チームの監督です。

その日は数人の選手が体調不良で選手が足りません。

だから、近くで野球をしていた人に助っ人を頼みました。

そんな時、あなたは

誰でもいいからお願いする

必要なポジションを探してお願いする

どちらで人選しますか?

大体の人が必要なポジションがどこなのかを探して、そのポジションができる人にお願いします。

一生
一生

キャッチャーがいないならキャッチャー経験者を人選するのがいい人選です。

この必要なポジションが、必要な能力です。

そのため、まずはどんな能力があった方がいいかを自分なりに考えてみましょう。

一生
一生

特に専門的な知識が必要ならそれを知っている人が一人いるだけで違ってきます。

自分の苦手を補える人を探す

また人選をする時には、

自分が何が苦手なのかを考える

ようにしましょう。

なぜなら、

苦手な部分をメンバーに補ってもらいたいから

です。

チームはみんなで助け合うものです。

誰かが苦手なことは、他の誰かがやっていけば良いのです。

一生
一生

全員が万能である必要はありません。

それなのに、選んだみんなも自分と同じことが苦手だったらどうなるでしょうか?

その苦手なことが起きた場合に、

Aくん
Aくん

どうしよう

Bさん
Bさん

自分も苦手だからやりたくない

と一気にチームの士気が下がってしまいます。

例えば

あなたがリーダーでプレゼンの資料を作りました。

みんなで話し合って、すごくいい資料が完成しました。

一生
一生

そう聞くとプレゼンは成功しそうですよね。

しかし、結果は失敗に終わりました。

なぜなら、

メンバーみんなが話すのが説明が苦手だったから

です。

一生
一生

誰も審査員にうまく説明できなかったのです。

ここで言う「説明するのが苦手」が自分の苦手な部分です。

一生
一生

一人、話上手の人がいればよかったですね。

このように、どんなに資料ができても、たった一つみんなが苦手なことがあってそれが必要な能力だったらそれだけで失敗してしまうかもしれません。

そうならないためにも、

自分は何が苦手なのか

を探してそれを補える人を人選しましょう。

できる人の「ー」・できない人の「+」も見よう

人選をする時、

  • できる人のマイナス面
  • 力不足の人のプラス面

にも目を向けましょう。

誰でも、できる人のプラス面や力不足の人のマイナス面に目が入ってしまいます。

一生
一生

これができるから「できる人」・これができないから「力不足」と見てしまいます。

しかし、それでは良い人選ではないかもしれません。

人には誰でも、得て不得手があります。

できる人にも苦手なことがあるし、力不足の人にも得意なことがあります。

一生
一生

ただ、そこを見ていないからそう判断してしまったのです。

つまり、

  • 「できる人」とは「〇〇ができる人」
  • 「力不足の人」とは「〇〇が力不足の人」

と言うだけです。

一生
一生

他の面では逆になるかもしれません。

そのため、ちゃんと、

できる人のマイナス面

力不足の人のプラス面

にも目をむけるようにしましょう。

一生
一生

粗を探せと言うわけではありません。

できないことを頼まないようにするためです。

できる人とはあなたが「できると判断した人」・力不足の人とはあなたが「力不足と判断した人」なだけです。

一生
一生

ちゃんと他の面でも見て適任者を探しましょう。

終わりに

今回は、

リーダーのためのチーム編成

についての本を紹介させていただきました。

この記事では、

  • どんな能力が必要かを考えよう
  • 自分の苦手を補える人を探す
  • できる人の「ー」・できない人の「+」も見よう

に三つを紹介しました。

これらをまとめると、

適材適所になるようなチーム編成が良い

と言うことです。

チームを編成する時、

Aくん
Aくん

仲良い人と組みたい

Bさん
Bさん

いつものメンバーが一番やりやすい

と考えている人が多いです。

でも、常にそれが一番良い人選とは限りません。

  • 今回はどんな能力が必要なのか
  • 自分たちでは何が苦手なのか

これらもちゃんと考えてその穴を埋めてくれる。

そんな人選がいい人選と言えます。

一生
一生

誰も反対意見がなければ集まる意味も減ってしまいます。

この本では、他に

「リーダーの事前準備」

「チームの指揮の高め方」

についてなどが書かれています。

この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。

奥付


本は、人の知識の宝庫です。

一冊の本を全て取り入れるのは大変です。

そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。

それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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