セキュリティの対象は「データ」
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
セキュリティ
と聞くとパソコン内のことがほとんどと思いますよね。
私もそう思っていました。
でも、
パソコンの中の情報や処理をいつでも使用できること
もセキュリティの一つです。
三要素の一つの可用性です。
いつでも使用できる
つまり、
停電や震災の時でもできる限り問題ないような対策も考えるべき
ということです。
では、どのように考えれば良いでしょうか?
この章では、
停電や震災時に活用できる最初の環境づくり
について書かれています。
パソコン内のことだから対策のしようがないよ
と思っていませんか?
確かに電気が通っていなかったり通信状況が良くなければできなくなることもあります。
しかし、その中でもやるべきこともあります。
停電などに備えて、できる最初の環境づくりを
一緒の学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- セキュリティについて考えたい人
- 自社のセキュリティはもう大丈夫と思っている人
セキュリティの対象となるもの
まず、停電時・震災時の対策としては最初に何を守れば良いと思いますか?
守るべきものはパソコンです。
でも、最優先はできないよ!
と思っていませんか?
誰でもそうです。
つまり、震災時などの対策として考えるセキュリティの対象はパソコンが一番ではありません。
停電時・震災時、守るべきものは「データ」です
出典:「停電・震災に備えるPC管理術」より
中に保存した顧客情報や連絡先などですね。
なぜなら、実際その時は、自分や家族が第一だからです。
できることならパソコンそのものも守りたいですが、
それよりも先に中にあるデータを守ること
から考えましょう。
「クラウド」にバックアップ
ものとして残してたら無くしちゃうからデータとして保存しよう
大事な書類はパソコンに保存したからもう大丈夫
そう思っていませんか?
確かに、パソコン内の決めた場所に保存しておけば無くすことはないと思いがちです。
しかし震災時などは、
パソコンそのものが壊れてしまう
こともあります。
パソコン内に保存したデータは
パソコンが壊れたらもうダメですね。
そのため、
クラウドにバックアップをする
ようにしましょう。
クラウドとは、
インターネットを通じてサービスを必要な時に必要な分だけ利用できるもの
です。
つまり、
HDDを借りてネット経由でそのデータにアクセスできるようにする
ということです。
パソコン外にもデータを保存するということです。
クラウドに保存することで、
パソコンが壊れてもデータを守ることができる
ようになります。
通信状況が悪ければそのデータを使えませんが、
失う心配は減らせます。
震災いつ起きるかわかりません。
そのため、
複数の場所に保存することもセキュリティの一つ
です。
停電した時の”UPS”
UPS
ってご存知ですか?
私は本書を読んで初めて知りました。
UPSとは無停電電源装置と言って、
停電など電気を使えなくなった時のための代わりの電源
になります。
家で停電することたまにありますよね。
停電したらデスクトップPCの電源はパッと切れてしまいます。
PCの電源をいきなり消したら中身によろしくありません。
て言っても別に何もないんでしょ?
前に経験したけど問題なく使えたよ。
そう思う人たくさんいます。
しかし、停電でPCの調子が悪くなることって本当にあります。
私は経験しました。
停電したあともう一度つけたら立ち上がるまでに1時間ほどかかるようになり、使えなくなってしまいました。
このように、停電は
ほとんど影響はないかもしれないけれどある時もある
のです。
そのため、停電に対策も考えましょう。
その一つが、UPSです。
UPSを使うことで、停電してもまだ動かせることができます。
その間に、ちゃんとシャットダウンしましょう。
停電した後も使えるというものでなく、
ちゃんとシャットダウンするための装置と考えましょう。
停電すると、パソコンは使えなくなることもあるのです。
そうならないための停電しても大丈夫な対策もセキュリティの一つです。
終わりに
今回は、
停電や震災時に活用できる環境づくり
についての本を紹介させていただきました。
停電や震災のときのセキュリティを考える場合、
守るべきものはパソコンでなく中のデータ
です。
ここをパソコンとしてしまうと、
何も対策はできないと思ってしまいます。
震災が起きてもちゃんと対策をしていれば、パソコンは守れなくてもデータは守れます。
そのため、
停電や震災のためのセキュリティを考えるなら「データ」を守ること
から考えましょう。
停電時・震災時に第一に守るものはご自分や家族です。
そのため、
大事な資料でもパソコンを持っていけない
そんなの持っていく余裕なんてない
となるのが当たり前です。
そのためにも、
大事なデータは大丈夫なように備えましょう。
この本では、他に
「停電時でもできるスケジュール管理」や「震災時のデータ漏えい対策」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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