A案とA’案の二択で聞こう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
金川顕教さんの
「稼ぐ話術すぐできるコツ 第1章:「稼ぐ人の話し方」基本-まず「結論から話す」」
です。
取引相手の方に「NO」と言われる、あるいはどちらかが妥協して「YES」と言っている。
そんな経験ありませんか?
ビジネスにおいて、取引相手との話し合いでの1番の理想は、お互い喜んでの「YES」です。
なぜなら、お互いにメリットがあり、同じゴールに向かって協力できるからです。
しかし、常にそのような話し合いができるとは限りません。
というより、「NO」やどちらかが妥協しての「YES」の方が多いでしょう。
それをなくすために、話し合いの前に準備をするのです。
この本では、「話し方」での準備が教われます。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 商談・プレゼンが苦手と思っている人
- ビジネスでの「話し方」を学びたい人
選択肢は2つだけ用意
二者択一で話す
出典:稼ぐ話術すぐできるコツより
こちらが、「稼ぐ話術」のコツの1つです。
結局最後に選ばれるのは1つであり、それまでに2択に絞られるからです。
3つ目以降を考えるより、より良い二択を考えましょう
また、その二択も、「YES」or「No」の案ではなく、
どちらを選んでも成功するという「究極の二択」
出典:稼ぐ話術すぐできるコツより
にしましょう。
そんな都合の良い二択なんて作れないよ!
なんて言われそうですね。
例えば、
こちらが良いA案と良くないB案があったときに、
「A or B」
で提案した場合、もしかするとB案が良いと言われてしまうことがあります。
この場合、出すべき二択は
「A or A’」
です。
つまり、良い案Aとその改良版のA’を作るのです。
良い案Aを使っている以上、こちらにとって「NO」はありません。
あとは、相手に「NO」と言われないようにより良い案A’を改良していくのみです。
そして、このA’案をお互いにとって「YES」と言ってもらえるように良いものに改良していきましょう。
2W1H
2W1Hで話す
出典:稼ぐ話術すぐできるコツより
よく5W1Hという言葉を聞きますね。
- When (いつ)
- Where (どこ)
- Who (誰)
- What (何)
- Why (なぜ)
- How (どのように)
こちらが5W1Hです。
しかし、ビジネスにおいて必要なのは、
①Why (理由) = なぜその仕事をやるのか
②What (行動) = その仕事をやるために、何が必要なのか
③How (方法) = その仕事を進めるには、そのようにすればいいのか
出典:稼ぐ話術すぐできるコツより
のみです。
なぜなら、
5W1Hでは情報が多すぎる
出典:稼ぐ話術すぐできるコツより
そうです。
6つ全てを伝えることで、相手に全て伝わります。
しかし、商談するということは、
- Who = 私たち
- When = 今から
- Where = 会社で
がほとんどであり、知っていることであるからです。
商談にも時間は限られています。
相手も知っていることに時間を使うよりも、相手が気になっていることを伝える方が、
効率的 + 生産的
出典:稼ぐ話術すぐできるコツより
です。
説得でなく、”納得”させる
ファクト (客観的な事実)
出典:稼ぐ話術すぐできるコツより
をちゃんと伝えましょう。
商談となると、どうして相手を
説得
する感じが出てしまいます。
つまり、相手の
「No」→「Yes」
にしてもらう準備をしてしまいます。
これでは、良くない案を良く聞こえるように話すようで、説得力にかけます。
聞く前から「No」と思われているような商談をするわけではないですよね?
お互いのとって「Yes」な案を説明し、”納得”してもらうのが目的です。
実際の数字や、実物を見せることで、相手は現実として考えることができ、納得してくれます。
まとめ
今回は、稼ぐ「話し方」についての章を紹介させていただきました。
その中でも、今回は”商談での「話し方」の準備”についてです。
まず、ダメなB案も出すより、良いA案と改良したA’案を出しましょう。
そして、その案は良いと思っているのだから、必死に説得するのでなく、自信持って話しましょう。
「ダメな案」→「良い案」に聞こえるように話しているわけではないのです。
納得してもらえるよう、自信持って話しましょう。
この本では、他に「稼ぐ会議・ムダな会議」や「稼ぐ自己アピール」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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