言葉には温度があります
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
馬場典子さんの
「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」
第3章:「技①」話し方を磨く
です。
あなたは、メールやLINEでスタンプや絵文字を使わず、「怒っている?」と聞かれたことありませんか?
私はあります。
スタンプは持っていませんし、絵文字もほとんど使っていません。
使っても3種類ほどをくるくる回しているくらいですw
同じような経験ある人、結構いると思います。
ではなぜ怒っているように思われているのでしょうか?
それは、
言葉には温度がある
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
からです。
文だけでは言葉は伝わっても温度が伝わりづらいのです。
LINEスランプは絵を加えることで、
温度も伝えられているのですね。
しかし、これは直接話していても伝わらないこともありますよね。
メールなどほどではないにしても、
話し方や声で勘違いされて住まうこともあります。
この本は、
どうすれば言葉の温度までちゃんと伝えられるのかを「心・技・体」の3つに分けて
書かれています。
この章では、
技の温度も伝える話し方
について書かれています。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- よく勘違いされてしまう人
- コミュニーションが苦手な人
声の高低や強弱で印象は変わる
音楽は、音の高低や速さで印象が変化しますよね。
同じように、
話し方も高低や強弱で相手への聞こえ方は変化する
のです。
本書では、大きく
高い・速い
高い・ゆっくり
低い・速い
低い・ゆっくり
の4つに分けています。
高い・速い
話し方が、声が高く・スピードが速い場合は、
「元気」「楽しい」「勢い」
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
の印象が伝わります。
お笑い芸人さんなどですね。
高い・ゆっくり
話し方が、声が高く・スピードがゆっくりの場合は、
「明るい」「優しい」「大らか」
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
の印象が伝わります。
子供やペットを可愛がる人が使っている話し方の印象があります。
何かを可愛がっているように聞こえます。
低い・速い
話し方が、声が低く・スピードが速い場合は、
「力強い」「切れ者」「勇気」
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
の印象が伝わります。
声が低いと、説得力が増すように聞こえます。
また、早く話すことで頭の良さも感じられます。
あまり低すぎたり速すぎると、
「怖い」「怪しい」
印象が私はあります。
低い・ゆっくり
話し方が、声が低く・スピードがゆっくりの場合は、
「説得力」「知性」「安心感」
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
の印象が伝わります。
先ほども書きましたが、
声が低いと説得力が増す
ように聞こえます。
この話し方は、
社長やベテランの人が使っている話し方
に私は思います。
伝えるときは「聞かせどころを絞る」
音声化することと、伝えることは、全く別物です。
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
今では、たくさんの音声教材があります。
何かをしながら耳では何かを学んでいる人が多くなってきました。
しかし、
一つひとつの音をはっきり丁寧に音声化しても伝わりづらい
のです。
なぜなら、
聞く側からするとすべてがはっきり丁寧に聞こえる
からです。
つまり、山がないと言うことですね。
なので、
聞かせどころを絞る
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
ようにしましょう。
つまり、
内容を理解しどこの強調したいかを先に決める
ことが重要です。
その強調したい箇所の「スピード」や「強弱」だけを変えるようにすることで、
自然な抑揚がつき、全体が単調になることを防ぐ
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
ことができます。
全てを丁寧にするのではなく、伝えたいことを他より丁寧にすることで、
耳に残りやすくなるのです。
まとめ
今回は、
言葉の温度をちゃんと伝える話し方
についての本を紹介させていただきました。
この章を読んで私が学んだことは、
声の強弱やスピードを使い分けた方が伝わりやすい
と言うことです。
話し方も、音の高低や強弱、スピードや間に変化があるほうが、
聞きやすく、人を惹きつけます
出典:「言葉の温度 話し方のプロが大切にしているたった1つのこと」より
この高さや速さは、普段に比べてと言うことです。
普段から常に高い人がそのまま高くても、
「いつも通り」の印象ですよね。
そのため、
- 相手を説得させたいときは、普段より低く話す
- 嬉しいことを伝えたいときは、普段より高く話す
などの普段との差を作るようにしましょう。
この本では、他に
「伝わる声」や「伝え方」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント