目的はコミュニケーション
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
吉田尚記さんの
「なぜ、この人と話をすると楽になるのか 第3章:コミュニケーションという「ゲーム」」
です。
あなたは、人とコミュニケーションを取るのは得意ですか?
今の私は、苦手です。
よく言われる「コミュ障」とまではいかないですが、すごく人見知りのため、初対面の人とは自分から話すのは苦手です。
それに、いつも後から気付くのですが、よく話す人とも私はあまり顔を見て話していない様な気がします。
人と話すのが嫌いなのではありません。
人に話すのも人の話を聞くのも私は好きです。
しかし、普段考えずに思いついたことばかり話しているため、思いつかないと何も話せません。
そのため、数冊のコミュニケーションについての本を読みました。
こちらの本もそのうちの一冊です。
そしてこの本では、
コミュニケーションをうまくとって出世しよう、
お金儲けしようみたいな本が結構ある
出典:「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」より
と書かれています。
確かに、私の読んだ本は、全てビジネス書です。
目的は、
- コミュニケーション力を上げて、仕事に活かすこと
- うまく自分の伝えたいことを伝えられること
- 上司や取引先に評価されて出世すること
の本でした。
しかし、
コミュニケーションの目的は、コミュニケーション
出典:「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」より
つまり、お金を稼ぐためのコミュニケーション力が欲しいのでなく、どんな人とも楽しくコミュニケーションできるためのコミュニケーション力が欲しいのです。
コミュニケーションをより楽しくために、コミュニケーションスキルを磨きましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 仕事以外でのコミュニケーションが上手くなりたい人
- たくさんのコミュニケーション本を読んでも上手くいかなかった人
”ゲーム”に捉えて、成長を感じよう
苦手の克服には、練習はつきものです。
残念なことに、いきなりパッと治る苦手なことはないですよね
この本では、
コミュニケーションをゲームに捉えると意味のある練習ができる
出典:「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」より
とおっしゃっています。
”ゲーム”ということは、ルールがあるということです。
ルールがあれば、自己評価もできるということです。
その自己評価により、次に活かすことができ、コミュニケーション力が向上していきます。
誰でも、自分の能力が向上するのを感じられるのは嬉しいことですよね。
敵は、「話し相手」でなく「気まずさ」
敵は気まずさ
出典:「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」より
つまり、コミュニケーションは、話し相手との対戦ではなく、
話し相手との協力プレー
だということです。
目的が、仕事やお金稼ぎならそうはいきませんが、ここでの目的は、コミュニケーションです。
「相手より優位になろう」「相手を言い負かそう」という考えは全く必要ありません。
一緒に協力し、皆が居心地の良い場所をつくることを考えましょう。
自己表現ではない
相手がしゃべってくれた事柄に対して、
自分で考えて、どう動いて対応するかが大切
出典:「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」より
仕事でのプレゼンのように、相手に評価してもらう時は、自己表現が大事です。
しかし、”気まずさ”が敵のコミュニケーションでは、自分のことを話して終わりでいけません。
そこは、自己表現だけの場所ではないのです。
自分の意見も大切ですが、相手の意見を変えたくて話す訳ではありません。
言葉は自分のものではなく、相手のためにあるもの
出典:「なぜ、この人と話をすると楽になるのか」より
つまり、しゃべることはまず”聞く”ことが先になります。
”気まずさ”に勝つには、相手に居心地良くなってもらう必要があり、それは相手の話を”聞く”ことが重要です。
まとめ
今回は、「コミュニケーションが目的のコミュニケーション」についての本を紹介させていただきました。
コミュニケーションの本はたくさんありますが、私が読んでいた本は、ほとんどがビジネスのための本であることに今まで気づきませんでした。
人と自然に話せるようになりたいのに、伝えることばかり学んでいては、目的の達成には近づけません。
私と同じ間違いをしてしまっている人、他にもいると思います。
目的はコミュニケーション
それなら、伝えることも大事ですが、聞くことも大切です。
この本では、他に「コミュニケーションとは何か」や「コミュニケーション技術編」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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