同じ話はCM1回分の長さにまとめる
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
安住紳一郎さん・齋藤孝さんの
「話すチカラ」
第1章:わかりやすく話す
です。
自分の好きなことについて1分で説明して
そう言われてあなたは伝えられますか?
私はできませんでした。
1分という時間ばかり気にしてしまい、
中途半端にしか伝えられませんでした。
相手に何かを伝える
これってコミュニケーションとして普通にあることです。
- 友人に今ハマっているものを教える
- 面接で自分について伝える
- 取引先に今のプロジェクトについて説明する
このようにプライベートでもビジネスでも「伝える」時はたくさんあります。
時間に限りがなければ、伝えたいことを伝えれば良いです。
しかし、いつでも時間制限がないとは限りませんね。
ビジネスにおいては特にそうですよね。
そんな時、
うまく相手に伝えられるテクニックってないかなぁ
と思いませんか?
この章では、
相手にわかりやすく話すテクニック
について書かれています。
話す内容は自分の知識次第でもあります。
そのため、それ以外で気にするべきことを学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 自分の熱量をうまく伝えたい人
- プレゼンが苦手な人
同じ話は15秒で伝える
15秒以内で短く話す
出典:「話すチカラ」より
いきなりすごい難題が来ました。
1分でも短いと思っているのに15秒です。
人は同じ話は、15秒くらいしか集中できないそうです。
つまり、
自分の伝えたいことを15秒にまとめる
ということです。
しかしこれは、あくまで
同じ話
の場合です。
文章を作るとき、
序破急
起承転結
などを聞いたことありますよね。
ここでの15秒というのは、
- 序:15秒
- 破:15秒
- 急:15秒
のように3つを別々の話として伝えようということです。
1分でと言われれば「起承転結」15秒づつ、
45秒でと言われれば「序破急」15秒づつということです。
このように、いろいろなことを15秒で説明できるようにする。
これが相手に伝わりやすくなる方法の一つです。
ちなみに、15秒って短いと思いませんでしたか?
私は思いました。
しかし、実はCMって大体が15秒だそうです。
最近はCMに物語をつけているため何の宣伝かわからないものが多いです。
しかし、主にCMって15秒の間に、
- 商品名
- どんな内容
- 値段
など見た人に興味を持ってもらう要素を最小限の言葉で伝えていましたよね。
でも、CMって長いなぁと思ったことありませんか?
15秒って聞くと短く感じますが、CMの長さと聞けば十分伝えられることもあるとも思えます。
そのようにして、話をまとめてみましょう。
実際には、一言二言しか伝えられませんけどねw
声の質は高い方が聞いてもらいやすい
人の声は、
高い声・低い声に分ける
ことができます。
男性には男性の、女性には女性の高低があります。
何かを伝えるときは、
高めの声で伝える
方が良いです。
なぜなら、
高めの声の方が人に話を聞いてもらいやすい
出典:「話すチカラ」より
ためです。
相手に伝える
それには、
できる限り相手に聞きやすくする必要がある
ということです。
そのため、説明の練習をするときなどに内容とは別に
自分の声の中でどのくらいの高さが聞こえやすいか
も試してみましょう。
人によって声質は違います。
友人などにどのくらいが聞きやすいかを聞いてみましょう。
奥付
題名:「話すチカラ」
発行日:2020年02月19日 第1刷発行
著者:安住紳一郎・齋藤孝
出典:「話すチカラ」より
まとめ
今回は、
相手にわかりやすく話すテクニック
について紹介させていただきました。
この章を読んで私が学んだ一番のことは、
CM一回分の長さで伝えられるようにまとめるのが大事
ということです。
15秒と聞くとすごく短く感じます。
しかし、CMが短いと思ったことはありません。
そのくらいの長さで一つ一つのことをまとめる。
そしてあとは、
起承転結や序破急のようにつなげていくことで相手に少しでも伝わりやすくなる
ということです。
15秒にまとめられたら、
1分はもっと伝えられことが増えると思いますよね。
この本では、他に
「話すためのインプット」や「上機嫌で話すマインドセット」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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