正しい目標を立てるところから考えよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
麻野耕司さんの
「THE TEAM 5つの法則 第1章:Aim(目的設定)の法則」
です。
私は、この本を読む前には良いチームとは、
「仲の良い」「一人一人得意分野で力を発揮できる」「トップが憧れられている」チーム
と考えていました。
- 仲が良いから、コミュニケーションが取れる。
- みんなが全部をできるより、多様な人がいる方が広がる。
- トップが憧れられているから、みんなその人にようになりたいと頑張れる。
これが良いチームだと考えていました。
きっと、よく考えられる普通の回答だと思います。
しかしこの本では、もっと大事な「良いチーム」を作る法則を教えてくれます。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 一つのプロジェクトのリーダーに任命された人
- 仕事などで後輩ができた人
”個”の時代の到来だからこそ”チーム”が重要
今は、”個”の時代とよく言われます。
それは、
ハードを売るビジネスからサービスを売るソフト化のビジネスが中心になったこと。
ネットワーク化により、企業に頼らずとも個人がメンバーを集められるようになったこと。
出典:THE TEAM 5つの法則より
が理由です。
これにより、誰もが”個”も磨くことをしました。
それが、わかりやすく結果に繋がるからです。
みんなが”個”を磨いているからこそ、その”個”をまとめる”チーム”が重要になります。
良いチームができれば、
”個”の力も今まで以上に引き出せる
出典:THE TEAM 5つの法則より
ようになります。
”個”で全部やるより、”チーム”でやる方が知識としても体力的にもメリットは多いです。
チームに必要なのは”共通の目的”
あなたは、「チーム」と「グループ」の違いわかりますか?
私はさっぱり答えが出てきませんでした。
麻野さんは、
チームをチームたらしめる必要条件は「共通の目的」です。
出典:THE TEAM 5つの法則より
とおっしゃっています。
つまり、
- 「グループ」は単に複数人が集まって活動している集団
- 「チーム」は”共通の目的”を持って集まった複数人の集団
ということです。
「グループ」は一番重要なのは、仲がいいことでしょう。
しかしビジネスでは、そうはいきません。
重要なのは、目的の達成です。
そのためには、みんなで解決すべき”共通の目的”を作って、そのためのチーム作りをしましょう。
「目標達成」=「良いチーム」ではない
著者の麻野さんは、
「目標を確実に達成するのが良いチームだ」
「多様なメンバーがいるチームが良いチームだ」
「コミュニケーションが多ければ多い方が良い」
この考えが、時にチームが純分にパフォーマンスを出せない原因になり得るのです。
出典:THE TEAM 5つの法則より
とおっしゃっています。
最初に私が考えた”良いチーム”の考えが入っていますね。
目標を達成することはもちろん大事です。
”チーム”が作られる理由は、目標達成のためですからね。
しかし、
人間はある目的を意識すると、その目的に関連する情報をそれまで以上に認識する。
目標を適切に設定するのが良いチーム
出典:THE TEAM 5つの法則より
とおっしゃっています。
つまり、目標を達成することよりも、正しい目標を設定できることが大事だということです。
”意義目標”を立てよう
目標には、
行動目標・成果目標・意義目標
出典:THE TEAM 5つの法則より
の3つがあります。
行動目標とは、チームが取り組むべき行動の方向性を示したものです。
成果目標とは、数値などの具体的な成果を示したものです。
意義目標とは、最終的に実現したい影響を示したものです。
意義目標に関しては、考えていたものではありません(笑)
そして、著者の麻野さんは、
”意義目標”がなければ作業と数字の奴隷になる
出典:THE TEAM 5つの法則より
とおっしゃっています。
行動目標では、その行動をすることのみ考えてしまうことがあります。
また、成果目標では、その数字だけを考えてしまいます。
「何をやるべきか?」だけでなく、「何故やるべきか?」がわかれば、
新たな「何をやるべきか?」が見つかる。
出典:THE TEAM 5つの法則より
それには、”意義目標”を設定する必要があります。
”意義目標”も考えてみましょう。
まとめ
今回は、良いチームの作り方ついての本を紹介させていただきました。
この章を読んで、まず私は”意義目標”を考えてみました。
しかし、難しくて”意義目標”が見つからなかったです。
また、自分の考えていた良いチームの条件だけでは、良いチームができるとは限らないことがわかりました。
この本では、他に「人員選定の法則」や「意思決定の法則」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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