流行り + 自社の強み
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
本田利範さんの
「売れる化 経営戦略よりコストカットより大切な商売の基本」
第1章:商品開発力養成講座 -商品の「売れるか」を考える-
です。
どうすれば商品が売れるのだろう?
物を売る仕事をしている人なら誰でも考えたことがありますよね。
既存の商品
新しい商品
どちらも商品を考えて終わりではありません。
その商品が良い商品である必要があります。
では、良い商品の条件とはどのようなものがあるでしょうか?
- お客様の生活を豊かにする商品
- コストパフォーマンスが良い商品
どちらも良い商品です。
今は、「環境に良い商品」というのも
一つのキーワードになっていますよね。
しかし、
売る側である企業にとっても良い商品である必要がある
のです。
大事なのは、
売れること
です。
どんなに良い商品でも、利益がでないことには
売り続けるのは難しいですよね。
この章では、
「売れる」にはどのようなことを考えれば良いのか
について書かれています。
「売れる」ために、
- 値段を下げる
- たくさん商品を作る
確かに一時は「売れる」かもしれません。
しかし、よっぽどの商品でないかぎり、それだけでは長続きは難しいですよね。
価格競争なんてトップに真似されたら、
太刀打ちできませんよね。
それ以外での、「売れる化」について学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- 新商品を考えている人
- 「売れる」ためにコストダウンを考えている人
- マーケティングの勉強をしている人
大事なのは「自分達の強み商品に変換すること」
大事なのは、
そのアイデアをどのように工夫すれば自分達の強み商品に変換できるか
出典:「売れる化 経営戦略よりコストカットより大切な商売の基本」より
ということです。
今はこんな商品が流行っている
だから、我が社でも同じ商品を売ろう
新商品を考える会議などで聞いたことありませんか?
タピオカが流行り、色々なお店が売っていましたよね。
しかし、ただ真似した製品は売れるでしょうか?
味
値段
見た目
が同じなら、最初に商品を出したお店を選びますよね。
もちろん全てが全く同じということは
ほぼありませんが。
流行っている商品だからいけないのではありません。
ただ真似るからいけないのです。
今の流行りを取り入れるのは商売では必要なことです。
しかし、自社が真似できるということは、
他の会社も真似できるということです。
そして、他の会社との違いを作るために、
- 他の味を考える
- 値段を安くする
- 見た目を派手にする
などは、どこでも考えることです。
それに、後からトップの会社に真似されたら勝てません。
そのくらいマーケットリーダーというのは強いです。
なぜなら、
会社名が一つの武器になる
からです。
「すごく有名なお店」と「全く知らないお店」
あなたなら有名なお店を選びませんか?
なので、
自社の強みを活かせないかを考える
ようにしましょう。
そして、流行り商品と自社の強みを合わせた商品こそが
他の会社にはない商品
になります。
誰に向けての商品なのか
商品を考えるときは、
この商品は誰が買っているのか
出典:「売れる化 経営戦略よりコストカットより大切な商売の基本」より
を考えましょう。
みんなが欲しがる商品を考えよう!
作れたらすごいですけれど、
なかなか遠そうですよね。
人は皆、
「好きなもの」「嫌いなもの」「買うときに重要視するもの」
などいろいろ違います。
その全ての条件にあったものを作るのは難しいですよね。
私にはできる気がしません。
人に多様性であるように、
商品も多様性がある
ということですね。
「万人向けの商品」ではなく、「誰に向けての商品」なのか
出典:「売れる化 経営戦略よりコストカットより大切な商売の基本」より
が大事ということです。
売れ筋こそ変える
売れている商品こそ、常に見直すべき
出典:「売れる化 経営戦略よりコストカットより大切な商売の基本」より
こちらは、売れる商品ができた後の話です。
その場合、
この調子で次の「売れる商品」を考えよう!
と思いますよね。
私は読みながら思っていましたw
しかし本書では、
ヒット商品こそ即座にリニューアルをするべき
出典:「売れる化 経営戦略よりコストカットより大切な商売の基本」より
と書かれています。
なぜなら、
人には「飽き」があるから
です。
どんなに美味しくても、
毎日食べていてはいつかは飽きますよね。
飽きられてしまってはお客さまも離れてしまいますよね。
なので、売れている間に改良を考えましょう。
売れているということは「良い商品」であるのです。
「もっと良い商品」にしようということですね。
奥付
題名:「売れる化 経営戦略よりコストカットより大切な商売の基本」
発行日:2018年04月01日第1刷発行
著者:本多利範
出典「売れる化 経営戦略よりコストカットより大切な商売の基本」より
まとめ
今回は、
「売れる」にはどのようなことを考えればいいか
についての本を紹介させていただきました。
私がこの章で学んだ一番のことは、「売れる」商品を作るには、
自社の強みをちゃんと知る必要がある
ということです。
商品を売れるようにしたい!
その考えたとき、
- 値段を下げる
- 他の店で売れている商品を丸パクリする
など考えたことありませんか?
しかし、
コスト戦略はマーケットリーダー以外がやっては危険
です。
そのくらい、コストにおいては「マーケットリーダー」が有利です。
また、パクるだけでは他のお店もできてしまいます。
流行りをパクるのではなく、
流行りを取り入れる
のです。
その流行りに自社の強みを合わせることで、
他者にはできない売れる商品になるかもしれない
のです。
そのためにも、自社の強みをちゃんと知る必要があるということですね。
この本では、他に
「売れる販売力」や「変化対応力」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント