「何をすべきでないか」も考えよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
本書は章で分かれていないため、
全体からいくつか紹介させていただきます。
はじめに
こんなに頑張っているのに、なんでうまくいかないんだ!
あの人は成功して、なんで私は失敗したの?
このような経験ありませんか?
人は、何か目標などがあれば、
そのために何をすべきか
そのためにどうすべきか
を考えます。
でも、
何をすべきでないか
って考えたことありますか?
「するべきこと」があるように「するべきでないこと」もあります。
痩せたいからと運動を始めたのに
食べるのも減らしたら体力がもたないですよね。
このように、
後々考えたら「すべきでないこと」を続けていた!
ということもあります。
これを続ければ絶対うまくいく
そう思うことよくあります。
しかし、その中にちょっと間違った思い込みが混じっていることもあります。
この本では、
よくある間違った思い込み
について書かれています。
先に学んでおけば、
避けられる思い込み
です。
よくあるだけに先に学んじゃいましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- とにかく続けている人
- 何をやるべきかばかり考えている人
- 絶対に成功したい目標がある人
「労力をかけたものの方が良い」と思っている
努力して手に入れたものと努力せずたまたま手に入れたもの
ものが同じなら二つの価値に違いを感じますか?
努力して手に入れたほうが大事
そう思いませんか?
私は思っていました。
やっぱりそこまでのストーリーがある方が大事に思います。
このように、
努力して手に入れたものを「過大評価」してしまう
出典:「Think Smart」より
傾向にあります。
自分の中では過大評価でも良いと思います。
しかし、その評価は自分と周りでは異なることがよくあります。
その努力を知らない人にとっては、同等のものです。
そのため、
「時間」と「労力」を費やした時には、必ずその「結果」を見る
出典:「Think Smart」より
ようにしましょう。
何年もかけてやっと手に入れた
これだけの人数が協力したからできた
そのような時は、一度距離を置いて「結果」だけでも評価するようにしましょう。
努力しないと良いものは得られない
って思っていませんか?
「我慢は良いこと」と思っている
よく、
あの時の我慢があったから今があります。
あの時の辛い経験がなかったら今はありません。
という言葉を聞きます。
失敗を経験にしていてすごく良いことですよね。
失敗は最後に成功すれば経験や過程になる
すごく良い言葉です。
だからと言って、
失敗や我慢・辛い経験をしないと成功できない
我慢すれば絶対成功できる
と思っていませんか?
我慢や辛いこととは、あなたに起きている危機でもあります。
危機は危機に違いなく、強化のためのプロセスではない
出典:「Think Smart」より
のです。
理想は、
そのような経験なく強くなる
ことです。
無理して我慢をしてはいけません。
また、
当社は危機を乗り越えて強くなったと発表するCEOがいたら、
その会社には注意したほうがいい
出典:「Think Smart」より
です。
危機を美徳のように聞こえますよね。
辛い経験があっても立ち直れる力は大事ですが、
無理して辛い経験をする必要はない
のです。
終わりに
今回は、
よく間違った思い込み
についての本を紹介させていただきました。
この記事では、
- 「労力をかけたものの方が良い」と思っている
- 「我慢は良いこと」と思っている
の2点を紹介しました。
思い当たる節あるのではないでしょうか?
私は、「苦労して得たもの」に価値をつけていました。
このように、当たり前と思うようなことでも勘違いってたくさんあります。
なぜなら多くの人が、
「あるもの」にばかり目を向けて「ないもの」を忘れている
からです。
本書でも、
「すべきでないこと」は「すべきこと」より、はるかに影響力がある
出典:「Think Smart」より
と書かれています。
何か目標があれば、
そのために何をすべきか
を考えます。
それをときに考えるだけですごいと思います。
しかし、
そのために何をすべきでないか
も考えましょう。
減らせることで時間もできますね。
この本では、他に
「先延ばしができない理由」や「つい地元を応援してしまうこと」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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