多数派少数派で考えよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
こちらは章で分かれていないため、
全部の中からいくつか紹介します。
はじめに
ユニバーサルデザイン
と聞くと何を思い浮かびますか?
バリアフリー
点字
これらが思い浮かぶのではないでしょうか?
私もバリアフリーが思い浮かびました。
今は色々なものをユニバーサルデザインにすることが求められています。
誰でも使いたいときに使えるものほど、
より良いものと言われます。
しかし、
作るものが建物じゃないのに、
どうやってユニバーサルデザインを考えればいいの?
どれにでも点字を入れればいいの?
とどう考えれば良いかわからないってことありませんか?
この本では、
ユニバーサルデザインの考え方
について書かれています。
ユニバーサルデザイン
これは全ての人に当てはまるデザインです。
一緒にどう考えれば良いか学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- ユニバーサルデザインを学びたい人
- 福祉の仕事に就くことになった人
そもそもユニバーサルデザインってなに?
そもそもユニバーサルデザインって何でしょうか?
足が不自由な人のために段差をなくすこと
目がよくない人のでも読めるようにするために
点字をつけて読めるようにすること
などをユニバーサルデザインと思っていませんか?
間違ってはいません
確かに、どこかが不自由な人の不自由をなくすこともユニバーサルデザインです。
でもそれは不自由な人だけではありません。
例えば、外国の方々です。
今は町中の大体の看板に英語も書かれています。
これは、
外国の人が自分たちでも看板が読むことができるため
です。
これもユニバーサルデザインです。
また他の例では、車椅子に乗るのは何も不自由な人だけではありません。
誰でも、骨折したら車椅子を使用することはあります。
それに、自動ドアもユニバーサルデザインです。
自動ドアがあれば、
- ドアが重たくて開けられない人でも開けられる
- 両手に荷物を持っていて開けられない人でも開けられる
ようになります。
これはみんなに当てはまることですね。
つまり、
バリアフリーはみんなのためのユニバーサルデザイン
ということです。
このように、ユニバーサルデザインは
障害者のためだけものではなく、
身近にたくさんあるもの
出典:「コレぜ〜んぶUDなんです!!」より
なのです。
ユニバーサルデザインの考え方
では、ユニバーサルデザインってどのように考えれば良いでしょうか?
本書では、
『多数派少数派』と考えてほしい
出典:「コレぜ〜んぶUDなんです!!」より
と書かれています。
大体のものは多数派のために作られています。
そのほうが需要が多いですからね。
しかし、多数派がいれば少数派もいます。
その少数派ことも考えるのがユニバーサルデザイン
ということです。
少数の階段を登るのがキツい人のためにエスカレータやエレベータがあります。
また、少数の日本語がわからない人などのために、文字だけでなく絵も含めた案内板があるのです。
このように、ユニバーサルデザインを考える場合は、
多数派少数派で考える
ようにしましょう。
少数派にも選べるのがユニバーサルデザインですね。
自分が困ったことから考えよう
自分は大体が多数派だから少数派が見えないよ
このように、自分や周りが皆多数派では少数派が見えてきません。
そんな時は、
自分が困ったことから考えてみる
ようにしましょう。
例えば、
- 自分が体調を崩したとき、何で困りましたか?
- 重たい荷物を持って歩いていたとき、困ったことはありませんでしたか?
このように、普段の生活の中でも困ることはあります。
そこから、
どうすればみんな困らなくなるだろう?
みんなはどうやって解決してるんだろう?
と考えてみましょう。
それこそが、ユニバーサルデザインの一歩です。
終わりに
今回は、
ユニバーサルデザインの考え方
についての本を紹介させていただきました。
この記事で一番言いたいことは、
ユニバーサルデザインはみんなのためのもの
ということです。
ユニバーサルデザインと聞くとどうしても、
どこかが不自由な人のためのもの
などと考えてしまう人多いです。
しかしそうすると、考え方が狭くなってしまいます。
足が不自由になるのは車椅子の人だけではありません。
重たいものを持てば誰でも歩きにくいですよね。
前が見えにくいのも目が不自由な人だけではありません。
横が危険なら前は見えにくくなります。
誰でも、普段通りしていても「ちょっと歩きにくい」「ちょっと見えづらい」ってことあります。
ユニバーサルデザインは、
困っている人に優しくする前に、
困ることを減らす
出典:「コレぜ〜んぶUDなんです!!」より
ことが一番大事ということです。
困っている人が減るってすごく良いことです。
この本では、他に
「街中にある色々なユニバーサルデザイン」
についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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