未来のために書いて「メモを取る」から「メモを使う」へ
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
小西利行さんの
「仕事のスピード・質が上がるすごいメモ。第2章:つくメモ カタイ仕事にこそ、クリエイティブを 」
です。
あなたは仕事でメモをとっていますか?
私は初めてのことは全てメモします。
同じことを何回も聞くのは嫌だからです。
つまり、カンペとしてです。
今はあまりメモを取らない人も多いです。
新人の時は、誰でもメモをしていますが、ある程度慣れた人はあまりメモをしていません。
確かに私も、最初の頃に比べたら明らかに減っています。
なぜなら、カンペが必要な新しい仕事が減ってきているからです。
しかし、メモは
頭を整理したり、アイデアを出したり、資料の下書きをつくったり…
と、仕事の中の大切な行動に関係しています
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
つまり、私のようにカンペとしてのみの使い方では、
もったいないということです。
この本では、メモを
- まとメモ
- つくメモ
- つたメモ
の3つに分けています。
つまり、メモには、
まとめる・つくる・伝える
の3つの効果があるということですね。
この章では、
アイディアを作るためのメモ
について書かれています。
メモは取るものという考えを捨てて、
「メモを取る」から「メモを使う」
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
と考えてみましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- メモをカンペとしてのみ使っている人
- 新しいアイディアを見つけるのが苦手な人
”ハードルメモ”で考えるきっかけを生み出す
ハードルを設けて、それを超えることをルールにすると、
アイデアの質は確実に向上します
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
何かアイディアを考えるときは、
まずハードルを設定する
ことから始めましょう。
これが、ハードルメモです。
ハードルメモは、目標に対して、
「それは本当に、〇〇〇するか?」
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
と書き換えることでできます。
なんでもいいから、アイディアを出せ
と言われて、簡単にアイディアを出せる人は少ないですよね。
少なくとも私は、結構考えることになります。
「なんでもいい」から始まると自由すぎて何から手をつければいいか迷ってしまいます。
その悩む分多くの時間がかかってしまいます。
つまり、
ルールがあると、人は考えやすくなる
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
ということですね。
なので、ハードルメモで、
目的を明示して、超えるべきハードルを生み出すことで、考えるきっかけを生み出す
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
のです。
このハードルがあることで、みんなが同じ疑問に対して考えられるのです。
”あまのじゃくメモ”で困ったら逆から考える
アイディアを考えるとき、あなたはどうのように考えますか?
私の場合、まず現状の問題点を見つけて、その解決策を考えます。
私のように、原因からアイディアを考える人多いと思います。
その場合、途中で
まだ完璧な解決策になっていないけどこれ以上何も思い浮かばない
ということがよくあります。
そんなときは、
「競合にやられたくないこと」「普通はやるはずのないこと」
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
を想像してみましょう。
これが、
あまのじゃくメモ
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
です。
つまり、「結果」からアイディアを考えてみるということです。
アイディアを考えるとき
どんなしょうひんが自社の利益になるだろう
は誰でも考えます。
その結果、考えが息詰まったのなら、逆から考えてみましょう。
自社にとって利益になる商品
↓
他者にとって出されたら困る商品
です。
息詰まって考えが止まってしまったのなら、逆から考えてみましょう。
未来メモという考え方
メモを
未来の自分に行動のきっかけを生む「未来メモ」
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
と考えましょう。
たくさんの人が、メモは
覚えるため・忘れないための過去のことを書くメモ
だったと思います。
間違いなく私はそうでした。
しかし、メモを未来の自分のために書くことで
メモを使う
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
ことができるのです。
なので、忘れてはいけないことのみをメモするのではなく、
その時気付いたこと・自分の考え
をメモしてみましょう。
後々、それを見返した気に、大きな発見に繋がるかもしれません。
まとめ
今回は、「アイディアを作るメモ」についての本を紹介させていただきました。
たくさんの人が、
メモは忘れないためのもの
と考えていると思います。
私は、今まで忘れないためにのみメモをとっていました。
私と同じメモの使い方をしている人多いのではないでしょうか。
それでは、
メモを取る
ことでしかありません。
しかし、メモには他にもたくさんの効果があります。
今回はその一つの
新しいことを作るためのメモ
です。
このように使うことができたら、
「メモを取る」から「メモを使う」
出典:「仕事のスピードが・質が劇的に上がるすごいメモ。」より
に変えることができます。
使えるメモの書き方を学んで、もっと”メモを使う”ことで自分を成長させましょう。
この本では、他に「まとめるためのメモ」や「伝えるためのメモ」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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