知っている人に聞いて”語彙力”を高めよう
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
山口謡司さんの
「頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。 第4章:表現の幅を広げる「語彙力」の付け方」
です。
みなさん、気づけば同じような言葉をよく使っていませんか?
例えば、今は「ヤバい」という言葉が、いろんな意味で使われています。
良い時も悪い時も「ヤバい」です。
私もよく使います。
しかも、どちらの意味でもです。
しかし、「良い」と「悪い」は正反対の意味です。
つまり、人によって全く逆に捉えてしまうこともあり得ます。
友人や家族との会話では、そこまで大きなことにはならないでしょう。
しかし、仕事となると話は別です。
一つの勘違いが大きなことになりかねません。
そのために、勘違いされないような言葉選びをしましょう。
それには、
「語彙力」
が必要です。
この章は、その語彙力の付け方について書かれています。
一緒に語彙力をつけて、自分の言葉に奥行きをつけましょう。
どの言葉にも「つまり~です。」と返せる語彙力を一緒につけましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- いつも相手にうまく伝えきれていないと思う人
- 同じ言葉ばかり使ってしまう人
伝えるには”あなたの思考”も必要
語彙力がないと無味乾燥な言葉の羅列になってしまう。
出典:頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。より
人に何かを伝えるとき、集めたデータや売上結果などの主観的な事実だけでは、
だから何?
という言葉が返ってくることもあります。
相手が聞きたいこと・自分の伝えたいことは
”あなたの思考”
です。
その”あなたの思考”が他の人との違いです。
データはあなたに聞かなくても調べれば知ることが可能なのです。
”あなたの思考”を言語化できるような語彙力をつけて、周りとの違いを作り、相手に伝えれられるようにしましょう。
語彙力を伸ばすには”類語力”を伸ばす
語彙力を増やすメリットとして、似たような言葉の羅列に陥らなくてすむ
出典:頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。より
語彙力がないと、つい同じ言葉を繰り返してしまいます。
どんなに文章力があっても、同じ言葉が続いては内容をくみ取りにくくなってしまいます。
なので、
自分がしょっちゅう使いがちな言い回しがあったら、それの類語を調べてみましょう
出典:頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。より
角川書店より「類語国語辞典」というものもあるそうです。
類語を調べて、同じ意味でもいろんな表現を学びましょう。
「専門用語」「カタカタ言葉」の覚え方
知らないことは知っている人に教えてもらう。
出典:頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。より
グローバル化により、たくさんの「専門用語」や「カタカナ言葉」が出てきます。
当然、初めて聞く言葉もあるでしょう。
その時に、知ったかぶりはせず、聞きましょう。
この時、学ぶことに変なプライドはいりません。
相手が年下だから・相手が後輩だから
そんな理由で詳しい人に聞かないのは、もったいないです。
新しい言葉を学ぶには、知っている人に聞くのが1番です。
知らないことは恥でもなんでもないのです。
出典:頭の中を「言葉」にしてうまく伝える。より
まとめ
今回は、語彙力についての本を紹介させていただきました。
相手に伝える時、どうしても同じ言い方を使ってしまいます。
相手に伝えたいのなら、同じ意味でも違う言葉”類義語”を学びましょう。
また、知らない言葉を知る場合、調べるよりも知っている人に聞くのが1番です。
現代は、たくさんの言葉がどんどん使われます。
知らないことを恥だと思わず、どんどん聞いていきましょう。
この本では、他に「思考を整理して可視化」や「説明するための一工夫」についてなどが書かれています。
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
コメント