常に書きたいことを書けるとは限らない
こんにちは、一生と言います。
今回ご紹介する章は、
です。
はじめに
あなたは、ブログなどで記事を書こうとするとき、
何について書こうか決まらない
いざ書こうと思っても書き始められない
ってことありませんか?
記事を書こうとは思っているのに、なかなか書けない
そんなことよくあります。
私も準備したはずなのに、最初がなかなか書けないことよくあります。
この章では、
文章の構成の時の考えること
について書かれています。
構成の時の考え方
つまり、文章を書く前のことが書かれています。
書く前にどんなことに気をつければいいかを学びましょう。
それではよろしくお願いします。
こんな人にオススメ!!
- なかなか文章が書けない人
- ブログを始めた人
“何を書くか”でテーマを決める
文章を書く前に注意することの一つ目は、
何を書きたいかでなく、何を書くかでテーマを決める
ということです。
当たり前じゃんと思うかもしれません。
なぜなら、
あなたが書きたいテーマで文章を書くことは多くないから
です。
書きたいのは何かでなく、何についての記事を書くかを決めるということです。
テーマとは、その記事の読み手に、
- 何を伝えたいのか
- 読むと何を知ることができるのか
- 何についての記事なのか
です。
この記事のテーマは、「文章の構成の考え方」です。
その時、
なかなか書きたいことがないのに1記事書かないといけない
と考えながら文章を書こうとしても良い文章はできません。
著者の竹内さんも、
「ぜひ、これを書きたい」と思うような日は、
一年のうち二◯日もあれば多いくらい
出典:「書く力 私たちはこうして文章を磨いた」より
とおっしゃっています。
自分のブログで、書きたいことが浮かんだときだけ記事を書くなら問題ありません。
でも、
毎日1記事書きたい
Webライターを仕事として、ずっと自分の書きたい記事を書いていたい
と思ってもそれは難しいです。
毎日書きたい・仕事としてできる限りたくさん記事を書きたい
そう思うのなら、あなたが書きたいテーマ以外の記事を書くことのほうが多いです。
そのため構成の最初に、
「書くべきこと」をはっきりさせる
出典:「書く力 私たちはこうして文章を磨いた」より
ようにしましょう。
この記事では「〇〇について書く」ということをはっきりさせましょう。
結論よりも、まずは”書き出し”
文章を書く前に注意することの二つ目は、
結論より先に”書き出し”を考える
ということです。
なぜなら、
書き出しがうまく浮かばなければ、テーマを変える必要があるから
です。
テーマが決まった
そうしたらあなたは、次に何を考えますか?
結論を考える
という人が多いです。
私もこの本を読むまでそう思っていました。
確かに、文章の流れとしては結論を先に持ってくるほうが良いです。
結論をなかなか言わないと、他の記事に移っちゃいます。
しかしそれは文章の流れであり、構成を考える時の流れではありません。
それに、結論は書いているうちにこれと決まってくるものです。
Webライターなどなら、先に結論は決まっていることもあります。
そのため書く前に、
どんな書き出しにしようか
を考えるようにしましょう。
書くことをどんどん書き出す
文章を書く前に注意することの三つ目は、
書くべきことをどんどん書いてみる
ということです。
なぜなら、
頭の中だけではなかなか文章が進まないから
です。
テーマが決まり、書き出しも決めた
よし、記事を書こうと考えていても、
まずはこのことについて書いて、次は・・・
と頭の中だけで考えてもなかなか書けません。
考えるだけで時間が過ぎてしまいます。
そのため、順番などは考えずにどんどん書くことを書いていくようにしましょう。
今は、主にパソコンで文章を書くことが多いので、簡単に文章の順番を変えることもできます。
書きたい順番に文章を考えたい
と思わずにどんどん書きたいことをまずは書き出しましょう。
その後に、
- まとめる
- 順番を変える
- 省ける箇所は省く
などをして文章を完成させましょう。
後で消すのは勿体無いと思わずまずはどんどん書き出しましょう。
終わりに
今回は、
文章の構成の時に考えること
についての章を紹介させていただきました。
この記事では、
- “何を書くか”でテーマを決める
- 結論よりも、まずは”書き出し”
- 書くことをどんどん書き出す
この3つを紹介しました。
私がこの章を読んで何より驚いたことは、
常に自分の書きたいことがテーマになるわけではない
ということです。
自分が書くなら自分の書きたいことを書いている
と思っていました。
でも、毎日書く・ハイペースで書くならそうとは限りません。
考えてみると、私も2日で1記事を目標にしていますが、全てが自分が書こうと思っていた本というわけではありません。
そのため、どうしても書きたいと思うこと以外も書けるように、いろいろなことを吸収することも必要です。
この本では、他に
「伝わる表現」
「名文のリズム」
についてなどが書かれています。
伝わる表現についてはこちらで紹介しています
よろしかったらどうぞ
この記事を読んで興味を持った方は、ぜひ読んでみてください。
奥付
本は、人の知識の宝庫です。
一冊の本を全て取り入れるのは大変です。
そのため、何か一つでも自分に取り入れてみましょう。
それだけで、自分の成長が見え、とても楽しいですよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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